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2018.05.25

杉山勝己と聖書(405)聖書はいかにして、信じられるのか(5)イエスは、神の子である、という非合理に見える真実で、宗教的非合理を打破する

 

 内村鑑三全集31(全40巻/岩波書店)、2001年第二刷から

 (杉山勝己の簡単な解説)

 世界に、どのような言葉が溢れていても、この真理以外で、キリスト教を合理的に証明できるものは他にはない。40巻のうち、この部分が、キリスト教の全てである、という合理性の部分を転載してみよう。この後に、残るのは、神の存在と非存在、だけである。もちろん、それが一番厄介。簡単ではない。言うまでもないが。神あり、としなければ、イエスは成立せず、神なしとすれば成立は難しい。では、その時、人はどうすれば、よいのであるか。私は神あり信者なので、それ以外の神なし理論のことは、全くわからない。

 内村がこれを書いたのは、昭和3年10月10日、「聖書之研究」339号、内村鑑三と署名されている。表題に、当時はヨハネ伝といい、今はヨハネによる福音書、となる聖書の箇所を掲げている。天才の、転載ができて幸せというものである。

 (内村鑑三の本文、読みにくい箇所を、現代語で勝手に読みやすくする)

 イエスはいかなる意味において神の子であるか/ヨハネ伝20章31節  

 イエスは神の子キリストなるを信ずるのがキリスト教であり、そのことを伝えるのが伝道であり、そのことを探るのが聖書研究の目的である。そして人生に多分これより貴い真理はなく、従ってこれを学び、これを伝うるに優る事業はないと思う。

 (から、始まる。が、今日はこれまで)   

 

 

 

 以上の記事を掲載後、別に今朝のネットニュースを見て驚愕した。  

 

  予想通り、トランプ氏は会談を中止した。その記事の一部に、神記載があるので、ここに転載したい。   

 

 ニフティーネットにあった、トランプ氏の発言一部。「トランプ氏は「あなたは自国の核能力を自慢したが、米国の核能力は非常に大きく強力だ。これらを使わずに済むことを神に祈っている」   

 

  と、北朝鮮への軍事力行使の可能性も示唆しており、米朝対立の行方は不透明感を増しそうだ。アメリカの核兵器は、朝鮮半島を一気に壊滅できる規模に達していることは明確で。要するに北朝鮮首脳部は、それは一瞬の出来事であるという、想像力を働かせないといけないのではないか。   

 

  私たち日本人は、二発の原爆で多数の同胞を失い、再び戦争による紛争の解決、という古代社会以来からの人間慣習を放棄せざるを得なかった。あの悲惨を色々と知らされた、当時の子供時代の私は、心からアメリカに核兵器を使わせないようにしなければならないと思っている。   

 

  使用されれば当然日本にも「死の灰」は降り注ぎ、日本の友人たる韓国もその被害を受けなければならない。一国の一握りの、人間の「意地」を通す時代ではないと思うのであるが。そればかりか、使用されるとなれば、人類が受ける悲惨は、物質問題ばかりか、精神的な荒廃が必ず大きく出現する。  

 

  そのほうが、世界にとって最大の脅威であることは、明快である。核兵器全てを廃棄し、現体制を維持改善しつつ、国民に信を問い、国際的な経済の枠組みに入ることを、心からお勧めしたい。そこに、不完全とはいえ幸せがあると思う。  

 

 と、書いた後に、毎日新聞朝刊に、北朝鮮は核実験場を爆破、とある。がこれは、今後、いかなる意味を持つのか。にしても、これはアメリカ外交の勝利なのであるか。わからない。  

 

 で、NHKニュース。は、全く冷静で、中国とアメリカにいる解説者は、見事な解説をしている。要するに、駆け引きであるが。大惨事を背景に、誰しもそうならないと、考えながら、の一歩一歩の過程に過ぎない、という国際政治の複雑さなのであろう。    

 

  私のように、神派の出る幕ではないが。神の意志、などと言う神学を、現代の神学者が語れるものではないのではないか。これが、今では非力である宗教の現実であろう。内村に変わるさらなる宗教的天才は、出るのであるか。  

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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