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2018.10.19

永遠の生命と東電OL殺人事件

 

 奇妙な組み合わせと思うであろう。

 先日(2018年10月17日)東京電力福島第一原発事故強制起訴公判が行われたと、毎日新聞紙上にあった。

 で、昔から興味を持っていた、頭書きの問題が私の中に再燃した。本を書いたのは佐野眞一さん、有名作家である。1947年生まれ。社会派である。持っている新潮文庫は平成15年のもの。事件は1997年3月8日の深夜に起こり、犯人として疑われた被告人ゴビンダプラサドマリナリの無罪判決は2000年4月14日。の、事件である。

 佐野氏は初め、このテーマを「堕落論」として連載し、その後それをまとめたものだという。本の広告は次のようになる。「エリートOLは、なぜ娼婦として殺されたのか、、、。衝撃の事件発生から劇的な無罪判決まで全真相を描破した壮絶なルポルタージュ。」と、なっている。さもあらん。

 詳しいことはWikipediaにあるであろう。

 ここのところ、筒井友美、佐藤貢などの画家から作品的示唆を受けながら、永遠の生命論を彷徨ったのであるが、今の所ここに至った。人間論の不思議は、この事件にも十分に表現されている。が、原発事故の淵源とも繋がっているのは。被害者の女性の父上が東電のやはりエリートで、何かで読んだ記憶によれば原発の反対派で、それに反対し会社で降格にあった東大出のエリートだった、という記事も読んだからである。

 何度か、殺人現場を下見して、読んだのであるが、再再読ぐらいを最近行った。のは、強制裁判で東電元副社長が「津波対策先送りを否定」と証言したと、いう記事が出たからである。ともあれ、今から何を言っても詮無いことであるが、ともあれ本を読んだのである。たまたま、犯人とされたネパール人は、佐藤貢さんが旅をしたところ、であり。筒井友美さんの作品が結局「帰る場所」と表現された、不思議な世界のいたるところ、などの結果。やはり、全てはここでの大問題、永遠の生命論につながってしまった、ということである。

 また、被害者の渡辺泰子さんとか、二人の芸術家などが、日本のあの時代のバブル崩壊の二次被害者であった、という私の最近の認識からも、更なる研究が必要と、思ったのである。などと言って、昨日は秋の、絵画子供教室を再開し、まず生徒に自由にモチーフを選択対象化させ、一言も口を出さず、かつ自由に書かせ、終わってから準備していた上手いケーキを出して第一回秋の幼児絵画教室を閉じた。生徒が選んだものは、一つは壊れた時計(和光製・近くの廃品回収業者集積場から拾ってきたもの)、もう一つは寒暖湿度計、でほぼ同型、正方形の置きものであった。

 実にいい絵になったので、サインを書かせ。制作年月日も入れて、私のこの場所を示す私のサインも入れて、持って帰ってもらった。大きな厚手のミューズボードで、大事そうに抱えて帰った人は、小学校二年生、だと思う。これからが、本番の人生ですね。つまり、物語が始まる人なのである。

 筒井友美個展 「帰る場所」

  https://m.youtube.com/watch?v=uhejKeFZBGc

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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