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2018.11.17

永遠の生命とスコットランドとは呆れるな

 

 なんで、私がスコットランドなのであるか。

 何にも関係がない、ではないか。と言わざるを、得ない。のは、驚きである。

 これが、日本人には縁のないキリスト教、なのである。昨日、クローニンの「天国の鍵」の2冊目の古書が、配達された。見事なもので、古書とは思えないほど綺麗なもので。発行は1977年、かだら、41年前である。2000年前のテキスト(聖書)を持つキリスト教からに見れば、41年など問題外の時間ではあるが、個人にとっては、人生の大半の貴重な時間の多くの部分を占めるのは、言うまでもない。

 これほど時間軸というのは、宗教と個人が乖離している。まして、スコットランドは、全く縁のない地球上の地域で、小竹向原のクリオロコーヒーショップさへ、ちょいと、とはいかない距離なので、なんともどう言ったら良いか。それでも地図を眺めて、ここはあるいは、そこは川(ツイード川)が、かつての国境線である、と説明されている。

 1000年あたりでは、スコットランドは独立国で、隣のロンドン側の国と、戦っていたようだと知るのである。主人公は恋をしている。恋をする前には、造船場のリベット工で、当時の少年労働の過酷な状況が、書かれている。エンゲルスやマルクスが、唯物論的経済学を創設した背景が、見事に書かれている。

 助け出す人のセリフを書いておこう。「なんたることだ!」と彼は叫んだ。

 「子供を軍艦つくりの重労働に追い回したり、炭鉱や紡績工場でこき使っておきながら、キリスト教国家が聞いてあきれる」

 と、クローニンは書いた。そこに至る、子供の重労働記述は見事で、リベット工の主人公は、死ぬ直前として書かれている。が、ともかくそこから救われるのである。

 ともあれこれが、近代産業革命発祥地の実情であることは、事実なのである。クローニンの苦労人としての優しい目線は、多くの読者に受け入れられて、ベストセラーになったのも頷けるというものである。で、その箇所だけでも、英語の原文で読みたいと思い、古書検索。をやったところ、たったの500円、嬉しい限り。今朝ネットで、その古書店に在庫があると、連絡が入った。

 なんとも、エンゲルスやマルクス関連を、英語で、読めるとは、なんたる幸せであろう。昨日も、クリオロのコーヒーを飲みながら、主人公の甘い初恋の部分を読んでいた。彼女は、「ねー目を瞑っていて、いいものをあげるから」と言って、その通りにする彼の額に、柔らかなキスを贈る、という場面で帰宅した。すると、その晩、2冊目がついた。

 筒井友美個展 「帰る場所」

  https://m.youtube.com/watch?v=uhejKeFZBGc

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

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