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2018.11.21

永遠の生命と「信州の旅」

 

 竹内道之助訳、1978年刊行三笠書房、クローニン(A.J.CRONIN)

 を、読みながら、北信(北信州)の風を経験してきた。

 主な行き先は小布施(逢う瀬が語源、千曲川と松川の合流点)、長野県で一番小さな町であるようだ。そこを仕切る家族は数家族、で街造りが精緻になった様だ。統一された、珍しい領域は、一つの芸術的な高さで仕切られていて、慣れてくるといささか人工的である、が。一周のテーマパーク、といって良いであろう。

 テーマパークだと言ったのは、妻である。食を求めて、厳しい味の旅が続いた。と、言ってもたったの一泊であるが、誠にいろいろ経験したのは、時間の凝縮が完璧であったからであろう。旅プランは、一流の旅行社に依頼しての電車旅である。が、その主役はやはり新幹線である。

 途中ギロチン経営者の。当然の単純な本質の馬脚も現れて。ニッサンゴーンが、平凡に逮捕された。

 馬脚が現れて、始めたわかったことは、日本が談合型社会をぶち壊せなかった時に、現れた。フランス革命型のギロチン冷酷革命家が、人格の壊れた日本人でなく、外人であった事実を思い知らされた。で、あれだけの、いわゆる荒療治ができたという事実である。観光より、刺激的でむしょうに腹が立って、旅は終わった。あのインチキ野郎は、日本人ではない。という、単純な事実が、小布施の談合体質と見事に重なった、旅であった。小布施は、小京都、などと言われる。

 京都は、長いお公家さんの世界、日本談合の典型(主軸モデル)である。

 その中、クローニンを読んだ。いよいよ。カトリック的欠点と、長所が見事に凝縮表現されてくる100ページあたり、を、読んだ。旅と、クローニンと、談合と、美食とゴーン事件、が見事に重なって。入った湯田中温泉の風呂は、なんと200年の伝統湯、であった。それに福島正則、一茶、北斎が重なり。最後は。

 馬鹿でかい、本物の栗をふんだんに使ったモンブランケーキ、とくれば。旅は、100点以上。

 これに勝る旅、などは、ない。

 と思って、家に帰った。新幹線は、なんとも見事、あっという間、だった。1965年あたりの狂振する新幹線とは、比較にならない。ほど、その技術は見事なものである、と知った。30歳(現在77歳)で車から離れた私は、日本人ではない異常人間の、さらなる異常性格者のゴーンを憎むこと、この上ないが。本物のプロテスタント日本人の個人主義的キリスト教の、無教会の、その創設者の。内村鑑三を、尊敬してやまないクリスチャン、でもある自分を恥じない。

 と、書いて溜飲を下げた。が、まだ、少し引っかかるものがある。

 

 筒井友美個展 「帰る場所」

  https://m.youtube.com/watch?v=uhejKeFZBGc

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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