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2018.12.29

永遠の生命を書きながら、創世記を読み、関根正雄へ

 

 (以下いきなり、Wikipediaからコピー)関根 正雄(1912814 、大正元年- 2000年平成12年99日八十八歳他界)は、キリスト教無教会主義の伝道者、旧約聖書研究者。

 東京生まれ。国文学者の関根正直は父。仏文学者の関根秀雄は兄、国文学者の関根慶子は姉、東京大学教授で倫理学者の関根清三は息子。ヨーク大学教授で経済学者の関根友彦は甥。

 東京帝国大学法学部および文学部卒業。大学時代18歳の時に内村聖書研究会のペテロ組に入会を許され、内村鑑三の薫陶を受ける。1939年から1945年までドイツに留学、旧約の神についての論文で神学博士。1949年、塚本虎二から独立してキリスト教伝道に従事する。1964年、東京教育大学教授。従来の聖書訳とは異なる、岩波文庫版の読みやすい旧約聖書の翻訳を提供した。著作は『関根正雄著作集』全20巻にまとめられている。日本学士院会員。

 以上の情報は全て、Wikipediaである。

 今盛んに31年ぶりに誕生したという、日本聖書協会の聖書も読んでいる。

 それも、創世記から読んでいる。読みやすい、というのが率直な感想である。こんな読みやすい聖書は初めてで、やっと、聖書が日本で本格的に訳されて150年が経過し、ここに至ったのである。

 おめでとうというか、感無量というか、明治学院を創業し聖書翻訳事業を始めたヘボンも、きっと慰められることだろう。と、思う。天国で会う日も、そう遠くはないが。私が明治学院の卒業生ではあっても、ヘボンに天国でお目にかかれたとしても、会話など不可能な敬するに一方の人で、気楽には、口をきけない人だと思う。

 と、思っているが。合わせていうと、創世記そのものが一冊の本として、独立した形で出版されているものがある。関根正雄訳で、岩波文庫の「創世記」(2016年89刷)である。ともあれ、この本は89刷とは、恐れ入った。キリスト教書物としては、圧倒的な発行部数であろう。いうまでもなく、今も現売しているが、感謝この上もない。氏のことは、内村鑑三研究を長い間していたので、何かと詳しい。が。無教会である、関根氏個人の細かいことはよくわからなかった。

 で、改めて、Wikipediaで見たのである。いかにも、学者一家、その家系をみると、なんとも素晴らしい。としか、言いようがない。日本の誇る学的家系と言えるだろう。

 であるが、訳自体は関根正雄さんの訳より、最新訳聖書(日本聖書協会)の方が、いいと思う。ただ、最後に掲載されている関根氏の「解説」は抜群で、これに勝るものを、今まで読んだことはない。旧約聖書は言わずもがな、明治学院中学生の頃からの読み物で、全く面倒なものであるが、七十七歳にして、やっとその高みの一部に手がかかった、といっておこう。

 内村、関根と死んでしまったのであるから、いよいよ、我々新世代の(第三世代の)旧約聖書解釈の時代なのであろう。できるとは思わないが、関根氏の非常に高い解釈は、内村鑑三解釈を越えている、と思う。

 時代は、まさに、ここに至ったのである。

 

 筒井友美個展 「帰る場所」

  https://m.youtube.com/watch?v=uhejKeFZBGc

 

 

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