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2019.06.07

永遠の生命と、フランス革命前夜

 昔読んだフランス革命ではマリーアントワネットの死刑が出る。興奮した人民がバスチュールの牢獄を解放する。多分政治犯を入れていたのであろう。今日本には、こう言ったことを起こす前の政治犯の牢獄者はいない。江戸時代には、いたようだ。明治になって近代化された日本は、この政治犯の収容に手こずる。今もおんなじで、体制側にすればなんとか事前に犯人を抑えて、社会を維持したいと思ってはいるが、そんなことは日本ではできない。が、中国は平気で今もこれをやる。人権の国のアメリカは、これを秘密にやる組織がしっかりしている。様子がある。イギリスなどもドラマ刑事フォイルは終わったが、その最後の場面は大戦中の秘密組織の二人の責任者が、ともに自爆とその巻き添えで社会から抹殺される場面でそのドラマは終わった。見事なもので、名作であろう。ポワロさんも好きだった、がフォイルドラマも傑作だった。などと思いながら、昨日、明治学院図書館地下二階からえらく昔の本を出してもらった。書かれたのはブルンナー四十八歳の作品。古いと言っても私の生まれる少し前1939年の作品である。英語。訳したのは英国人か米国人かわからないが、ブルンナードイツ語を英語に翻訳したもの、である。その本を所有していたのは秦庄吉。明治学院に秦さんの蔵書が寄贈されて、その文庫が一式残っている。その文庫の中にこの本はあった。今まで誰も借りていない。もちろん秦氏をWikipediaで確認したが、予想通りなかったので。少し書くと、私の知るフェイリス女学院の院長であった山永武雄夫妻の父上である。旧制の明治学院で教授をしてアメリカに渡り牧師をしていた。で、ものすごく古い話であるが、フランス革命より新しい。この日本語訳「人間」を読んでいるから、英語で読みたくなったのである。今もアメリカでは売っていて、約2万円はする。とても買えないので、明治学院図書館に行ったというわけである。池袋のキンコーズで一式コピーをとればなんということもないので、行ったら一式コピーはできない規則だという、以前であれば、できたと思う、が。今はダメだ。で、自分で少し取って製本をして帰って来た。コピー会社キンコーズも、過日の面影はない。で、フランス革命。ともかく街を歩いていると、すごい不満が街に溢れ散る。どう説明して良いかわからない。今稼ぐ人たちに、昨日の暑さはこたえる。真夏でもないのに、たいした温暖化だ。環境破壊であろう。皆不満不快だが、どうにもならない。フランス革命前夜の雰囲気が池袋の街を覆う。表面は華やかに見える街の中に滞留して渦巻く欲求不満は、老人に向けられる、自分より貧しいものに向けられる、弱い子供に向けられる、のは世間にフランス革命前夜の雰囲気があるということである。これを解決するのは、一体何か。何か世界に大大事件が起こる予兆であると、僕は感じて家に帰って来たが、その前にコンビニで百円コーヒーを飲んてアイスクリームを食って、地下鉄で帰った。自分でコピーする製本はせいぜい100ページぐらい、キンコーズの製本だけは、短時間で見事にできた。僕はこれを日本語の本と突き合わせて、「人間」を考えたいと思っている。著者ブルンナーはスイスの神学者である。彼が、思想としてのソビエトを破壊した人だ。と、最近知った。

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 筒井友美作品。

 「帰る場所」、 https://m.youtube.com/watch?v=uhejKeFZBGc

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上の写真はブルンナー、若い時は一層鋭いいい男ぶりだった。が、大戦を経験し、自分の神学を再構成しなければならなかった。が、基本的にはキリスト教的原罪をしっかり所有するキリスト教神学の神学者。その歴史理解に間違いはなかった。で、新たな戦後世界に思想的指針を与えて死んでいった。その人の本が、僕の明治学院高校の教科書だった、のだ。その英訳が下の写真のもの。アマゾンで今も二万円もする本である。

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この写真は、内村鑑三の不肖の弟子、有島武郎の心中をした軽井沢の家。移築されて写真のこの場所に来て、現存していると思う。僕が行った時は、コーヒーショップだったが、今はどうかな。

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遥か前に日本に来たザビエル。ウィーン・シュテファン教会に祭壇のある人。僕はそこにお参りをしたことが。が、僕だけであろう。僕はその時、いわゆる観光客ではない、という意識だった。

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これはシュテファン教会の祭壇。僕の撮った写真。ザビエルの記念祭壇は写真の左端に見えるものだと思う。正面が中心祭壇。写真はヴィデオからのショートカットです。

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これはブルンナー縁のスイスの首都ベルン。チューリッヒからは近い。若きアインシュタインなどにも縁がある場所は、この撮影現場からも遠くはない。

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ウィーンのマイヨール作品、だと思う。僕の撮影したもの、いいですね、最高の作品です。ヴィデオからショートカット。

 

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