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2019.06.16

永遠の生命と、小説レミゼラブル(ユゴー)からわかること

 永遠の生命と、小説レミゼラブル(ユゴー)からわかることは多い。のには、実際びっくりする。僕が、明治学院の高三の時に発行された、今も現売(岩波文庫)のレミゼラブルは260円が正確である。その時は平凡社。立派な装丁であると前回書いたと思う。その感想は変わらないが、その紙質は悲しいかな、戦後を感じさせる(紙資源からいえば良いことであるが)。が、今の郵便ポストの、塵(ごみ)となるチラシ紙の立派なこと、呆れるばかりである。僕のマンションの古い(30年前の)郵便ポストには、毎朝チラシが決められた廃棄物ポストに集まる。住民がそれを、一定の廃棄物郵便物受けに入れるからだ。それが、いつも一晩でいっぱいになる。年金者の僕が、それを。我がマンションの資源置き場(僕がそう勝手読みするごみ置き場に)に、僕が持っていく。のが、僕の毎朝のお勤めである。そうしないと、ポストから溢れ出たチラシは、そのやわな口元から玄関ホールに溢れ出て、まさに散乱するのだ。から、たまったものではない。で、僕が毎朝、必ずそれをまとめて、溢れないうちに塵(ごみ)置き場(僕はこの表現が気に入らない)に持っていくのが、僕の毎朝の義務となっている。のだ。とは、このマンションの住民の知るところであるが、誰も僕を褒めてはくれない、のがとても気に入っている。僕が、自分の母親が車椅子になった時、近所を散歩して、いる時。そこらの見知らぬ年寄りが、大変ですね。などと、声をかけたのに、かみついたことがある。うるせー。オレは好きでやっている、親孝行ではねーや。いやいやだと、悪態をついたが。今はその母も、いない。ははは(母は、と読む)、今僕の部屋で死んだが、僕は死んだ母のベットが、今の僕の寝台である。レミレザブル、はその一章、2章、三章冒頭まで読んだに過ぎないが、そこに驚くべきことが書いてある。実にこれが、わかりにくかったヨーロッパ近代史の圧巻が、書いてあるとは若い時に読んでもわからなかった。ヨーロッパ30年戦争(宗教改革史の一局面)、ワーテルローの戦い、すなわちナポレン戦争とその推移、フランス革命政治史、キリスト教の関わりが、あまりにも簡潔明瞭に書かれていた。司祭は、ジャンバルジャンを宿泊させるが、その優しい妹さんは、反対のようだ。中世の城壁で囲まれたさびれたその寒村は、ナポレオンが自己の革命のために。印刷物を大量に刷った印刷屋もある、のはいかにもナポレオンという英雄の。市民皇帝の若い熱情が、読んで取れる。が、皇帝とならざるを得ない天才の、フランス革命が複雑になって乱れるその結果の実態は、なるほど。この小説が、もともとユーゴー(ユゴーとも発音するようだ)の実体験であった。と、知ったときは、目からウロコが落ちた。朝となった。この本は、ドキュメンタリー、と知った。貴重な人間記録で、あるようだ。

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 筒井友美作品。

 「帰る場所」、 https://m.youtube.com/watch?v=uhejKeFZBGc

これは、僕のウィーンヴィデオ(20年前)の水彩画制作のためのモチーフとして、カットしたものです。僕の実写です。きっといい絵ができると信じています。売れるとも思っています。僕のネット画廊でいずれ売りますから、楽しみにしていてください。

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