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2020.06.25

永遠の生命と、人間存在の希望の研究(378)6月25日、木曜日(千回を目指して)

731・石井四郎と細菌部隊の闇を暴く・青木富貴子・新潮文庫・平成20年、を読み、志賀直哉研究もしてもいる、と。志賀の随筆も読み、小説「暗夜行路」も初めてしまったが。その暗夜行路の書きは複雑で、かなり厄介な小説であると、分かるようになった。若い時も、ちろん研究していたが、なんだか本当に暗いものがあって、と、読み終わってそうは思ったが。それ以外、よく覚えていない。ところが今読むと、事情も調べながらであるし、ウィキもあるから。さほど苦労なく志賀の全体像は、早々に粗方、理解しながら読める。志賀には、内村鑑三を書いた部分が、随筆にはあって。嬉しくなって、読んでいると、本当の内村に、出会っている錯覚が起こるほどだ。彼は、10年も、満たない付き合いで。内村のもとを去るとなっている。今は、そのどれも読み切っていない。これからであるが、読み切る気持ちも、実はないのであるが。それが僕の。今の、読書法である。が。青木富貴子さんの、「731」だけは、読み切る覚悟はできている。で、読んでいると、これは小説であってほしい、と思うほど。小説的で。実話であるらしいが。実にうまい、書き方である。志賀は、小説の神様だと言われるが。私小説ギリギリ、のところがあるからであろう。それが志賀の、時代感覚だと思える。僕の先輩の島崎藤村(先輩だと思っている)は、私小説だからこそ。江戸期の日本人の。差別的な感情が色濃く残っていて、本当の耽美的なやや崩れた文体に。ギリギリの、精神状態を経験する、今の近代人の。苦しい現実は。あまり写されないで。むしろ、昔の。日本人の。差別的ないいとこどりの、なーなーの甘さが感じられて。近現代の人間論としては物足りない、と思える。だから本当に甘いところがあるが、その甘さが。キリスト教的な甘さに通じていると、僕などは思っていたが。僕は明治学院に通ったのが10年間で。中学の時から「でんけん」と読ばれていた、伝染病研究所のそばを通って、学校から目黒に歩いていた時期があって。その伝研、「731・石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く」に、出るから。僕は、本当にショックで。それが、アメリカのロックフェラー財団の、当時は世界最大の細菌研究所とも繋がるあたりで。ため息が出て。これは、新型コロナの、深さが。決して古い話ではなく。今も綿々と地下で。継続している世界細菌戦の、本当の姿なのかと、思うと。人間と戦争と頭脳の。戦いのコロナとが、どこかでつながっていると思ってしまい。中国の武漢細菌研究所から漏れた、とも言われるウィルスの。中国の悲劇は。ハルピンの荒野にあった、石井の。秘密細菌工場が。日本の敗戦後。中国共産党に引き継がれている、のかな。などと考えていると。人間の高度な頭脳と、愚かな存在の。これ以上は言えない朝であると、書く。自分の今朝は、雨の音に消える。朝となりにけるかな。であるが。で、絵画が救いなのであるが。いつもこの行の次にある、画家筒井友美の絵画を推奨している、のであるが。

 

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 筒井友美・「帰る場所」

 

  https://m.youtube.com/watch?v=uhejKeFZBGc

 筒井友美ホームページ https://tsutsui-tomomi.jimdofree.com (HP)

 

 

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青木富貴子さんを、もう一冊紹介しておきたい。

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